ゆっけ&ぷくのお絵かき日記。

音楽&イラストサークル、Y-NRG SYSTEMのブログ

用語と世界設定等


女神

 世界の創始者
 三人の姉妹で、長女がガグデリィンス、次女がガブデルィース、三女がガレデツィドス。
 悪魔により世界へのアクセス権を奪われるも、成長した世界を消すわけにもいかず現在は傍観するのみである。

天使/悪魔

 名前は無く、天使もしくは悪魔と呼ばれる。
 一度終わった世界からの生き残り。
 実体ははるか昔に朽ち果てたが、存在が消えずに世界をさまよっている。
 その苦しさのあまり世界を終わらせようとし、またその為に人々を惑わす。
 3000年程前、女神を世界から追放することに成功する。
 しかし世界はいまだ終わらず、次の方法を探っているときにイリスの存在が現れる。

エクソダス

 女神によってつけられたこの世界の名前。
 しかし知名度は低く、単に世界と呼ぶことが多い。
 むしろ、ソーサラー以外の住人が世界を意識することはあまりない。

女神のシステム

 エクソダスの基幹となるシステム。
 世界の仕組み。
 地球の中心に、稼動・維持に必要な重要なデータを持つ。

エーテル

 世界に存在する全ての事象の定義情報が格納された、女神のシステムのデータ構造体のうちのひとつ。1次元配列としての性質を持つ。
 分かりやすくいうと世界をマスに区切った、その構造のこと。
 エーテルの空間的な大きさは固定ではないため、たとえば1nm四方の小さなエーテルから1km四方の巨大なエーテルも存在しうる。
 この大きさを変える能力も基本的なソーサリーのひとつといえる。
 相対的なエーテル密度が高いと他エーテルを引き寄せる性質を持ち、逆に密度が低いと他エーテルを引き離す性質を持つ。これがエクソダスにおける重力のしくみである。
 また、論理的に近い場所にあるエーテル同士は、空間的にもあまり離れることはないようだ。

アルケミスト

 合成魔術師のこと。
 彼らの操る術をアルケミーという。
 先天的な能力は必要なく、知識を利用して術を行う。
 一度開発すれば記録によって正確に継承できるため、先人の知識の蓄積により急速な発展を遂げた。

ソーサラー/ソーサリス

 高等魔術師のこと。
 彼らの操る術をソーサリーという。
 先天的な能力が必要なため、人数は希少。
 理論がわかっても実際に発動できるかは術者の能力や状況によるため、術の継承が難しい傾向があり、その為あまり発展できなかった。
 現在では、アルケミーを利用してソーサリスを生み出すことが出来るようになりつつあるが、成功率は極端に低く、また成功したとしても能力的に高いものは出来ない。

リード/ライト

 ソーサリーの基本的な能力。すべてのソーサリーは、この二つもしくは一方を使用して行う。
 リードはエーテルの情報を読み取る能力で、ライトはエーテルの情報を書き込む能力である。

Prophet/Prophetess

 預言者の意味。
 史上最大の伝説の魔女であるインカーナの二つ名。
 世界の全てを見通す程のリーディング能力を持つと言われる。
 通常のソーサラーが空間的もしくは論理的に連続したエーテルしかリード/ライトできない のに対して、インカーナは目で見える範囲のエーテルを直接操作できる特殊な能力を持つ。

Incarna

 プロフェッテス・インカーナ。女。
 伝説の魔女として名高い、妖精族のソーサリス。
 物理的に見える範囲のエーテルを扱えるという特殊な能力を持つ。
 性格はまじめで厳しいがちょっと天然。金髪、碧眼。
 2000年程前、帝国を相手にたった一人で紛争を起こす。
 皇帝を葬ったあと、ネネコ・フランソワにより命を奪われる。

Neneco Francois

 ネネコ・フランソワ。女。
 性格は攻撃的で、少々無鉄砲。
 銀髪、赤眼。
 2000年程前のソーサリスで、当時の皇帝(ポルデシオン・ゲイオレイザ)により魔術行使能力を得た後天的ソーサリス。
 後天的であるがゆえ能力は低いが、機械化され、その機械を使いこなして見せた。
 盲目的に皇帝を慕い、インカーナを敵視する。
 皇帝が死亡した後は、大陸に渡り細々と暮らした。

ホムンクルス

 アルケミーの力で人間を作る技術。またはその技術によって作られた人間。とくに、その中でも高等魔術を扱うことの出来るものを指すことが多い。
 初期は人工胚を培養する方法がとられたが、素粒子再配列の技術が確立されるに伴い、成体を生成し培養する方法が一般的となっていった。
 ホムンクルスのプロジェクト自体が、人工的に高等魔術師を生み出すことを目的としていたため、ホムンクルスと言う言葉自体が人工高等魔術師を意味するようになっていった。
 帝国では、把握できない繁殖を防ぐために性別を持たせない。つまり、ホムンクルスは全て男でも女でもない。
 しかし、性別を持たない場合の見た目や精神は女性型になる為、ホムンクルスは全て女性に見え、また女性のように扱われている。

 バグとも呼ばれる。
 1000年程前から徐々に姿を見せるようになった機械生命体のこと。姿形はさまざまで、虫のような形をとることが多いためこのように呼ばれている。
 宇宙より降りてきては破壊活動を行うが、目的も理由もわかっていない。
 近年、虫との戦闘が激化しつつある。

 遺伝子によらない、生物の記録を次世代へ継承するシステム。
 人間の進化を助けるために組み込まれた、女神のシステムの重要な仕組みのひとつ。
 魂は個人単位で記録され、新たに誕生する同種族の生物に対して基本的な性格を与える役割を持つ。
 先天的にソーサリーを扱う能力を持つかどうかは、この魂によって決まる。

次郎

 男。黒髪、黒眼。
 1000年程前に研究が始まったホムンクルスのプロジェクトを束ねる責任者。
 プロジェクトの性質ゆえ、外界とは隔離された状態での勤務が続き、精神的に不安定になっていった。
 プロジェクト参加時に妊娠中の妻がいたが、その後会うことはなかった。
 その為か花子を娘のようにかわいがり、また彼女を愛するあまり研究を捨て外へ連れ出してしまう。

花子

 1000年程前に作られた初代ホムンクルス
 開発チームリーダーである次郎の遺伝子から生成された。
 名付け親は次郎。
 魔術行使能力は持たない。
 ホムンクルス唯一の黒髪。瞳は赤。
 次郎が研究室から逃亡した際に連れ出され、以後行方不明。
 病弱であるが、性格は明るく天真爛漫。その上好奇心旺盛だった。